こんにちは!日本舞踊オンライン事務局の原田です。 先日、日本舞踊オンラインで日舞のレッスンを受けてみました!

【ゆふき れい先生】
OSK日本歌劇団出身。舞踏家、振付、演出、着付講師。
日舞は、古典を基本にレビューの華やかさを加え親しみやすい、演歌、ポップス、洋楽に振付。
※日本舞踊オンラインではゆふき れい先生の「初めての日舞」を開講しています!
〜レッスン予約〜
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開講していない場合も、レッスンを受けたい講座や先生がいればお気軽にお問合せください!
事務局にて会員さまと先生のレッスン日を調整いたします。
〜レッスン開始〜
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ゆふき れい先生の日舞レッスンが始まります。
こんにちは!よろしくお願いします。
よろしくお願いします!
まずは日舞の基本から。手の形を覚えましょう。
4本の指をくっつけて揃えます。
親指は手のひらのほうに入らないように横にくっつけてください。


横から見てぺったんこになるようにしましょう。
ぺったんこ、難しい!
指が反らないようにしてみてください。
何かを抑えるようなイメージをするといいと思います。
こうですか?


そうですね。今は指の付け根の関節のところが山のようにあがっているので、あがらないように平べったくできるようになるといいと思います。これが手の形の基本です。
日舞では、この手の形のまま手首を回したりします。脇は使わずに手首だけを回します。
顔の横に手が来たらこんな感じ。指をそろえて綺麗に見えるようにします。


手の形だけでも難しいですね。 先生のように手の形が美しいと格段に綺麗に見えますね!
この手ができたら、お扇子を持ってみます。
手の上にお扇子を乗せ、親指で要の部分を押さえます。
これがお扇子の持ち方になります。これは「受ける」という形ですね。
「受ける」のときも、水平に持つのではなく、見ている人にお扇子の柄が見えるように少し下げるようなイメージで持ちます。


次は手首を返して、手のひらが前を向くような形。これが「見せる」です。


少し難しいのもやりますね。今の持ち方から、くるっと手首を返しながら握ります。
このときに親指が立ったりしないように揃えます。
また、4本の指の付け根の関節がくっと前に出て目立つことのないようにします。
手を見せるのではなく、お扇子を見せるようにします。これが「握る」です。「構え」ともいいます。


ではお扇子を見せるように持って、このようにポーズをしてみましょう。


いいですね。
では踊りをやっていきましょう!
「君をのせて」をやります。歌詞がある部分から挑戦してみましょう。
「あの地平線」のところは、両手の指先が向かい合うようにして胸の前に持ってきます。
そこから地平線を描くように両手を広げながら伸ばし、肩の横の延長線上まで持っていきましょう。


そうです。足は、右足を少し出して腰を落とします。右足から前に進み、右足が前で終わるように。
終わりも腰を落とします。
腰はまっすぐに落としましょう。前のめりにもならず、後ろにも倒れず、お尻が変に出る事もないように落とします。
歩くときは膝をくっつけたまま、膝から下を動かすようにします。
次は「輝くのは」の部分です。
少し体を左向きにして、右手の平を差し出すように前に出します。
そこから右手を手前に巻くようにしながら手首を回し、お顔の右上あたりに持ってきます。
このとき左手の親指と人差し指で、右手のお袖を持つようにしましょう。




お袖を持つと女性らしい印象に見えますね。
足は、左側を向いているときは右足が前で少し腰を落としています。
そこから手の動きに合わせて右足を右側にねじっていきます。
ねじりきったところで左足をスッと前に出しましょう。


ここでは日舞の足の動きを覚えましょう。
右や左に方向転換するとき、両膝を揃えたままねじります。ねじったあとは片方の膝がもう片方の膝の裏についています。先ほど歩いたときに膝下だけを動かしたイメージですね。
このときも、腰が反ったりしないように気をつけます。




重心を動かさずに膝下だけの動き、難しい!
いいですね。その基本を押さえながら踊ってみましょう。
「輝くのは」の終わりのお顔の向きは、上げている右手のほうを見上げるのではなく左上を向きます。
首を曲げて頭を右側に倒すというよりは、左肩をぎゅっと落とすようにします。首のあたりを見せるようなイメージです。


ここの部分だけでも、日舞の基本など色々な事を覚えましたね。
では最初から今までやった部分を通して踊ってみましょう!
~続きはぜひ体験レッスンで!~
30分のレッスンの中で、踊りだけでなく、日本舞踊の挨拶の仕方から着物における所作まで多くのことを教えていただきました。
日本舞踊に挑戦するのは初めてでしたが、着物を着て踊るということが新鮮でとても楽しかったです。
普段自分では気づけない体幹のブレや体の動きのクセなどを知ることもできました。
「踊る」というと体の動きだけのようなイメージでしたが、目線や指先まで美しく見せることの大切さを感じました。
綺麗に踊れるようになったら嬉しいですね!ゆふき先生、ありがとうございました。
まとめ
日舞の世界を体験したい方は、オンラインで気軽にはじめられます。
日本舞踊オンラインではゆふき れい先生の「初めての日舞」を開講しています!
ぜひ、気軽にご参加ください。